港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科 https://www.azabu-dental.com Azabu-Juban Ekimae Dental Clinic Mon, 08 Sep 2025 05:21:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.0.11 【令和6年調査速報】家族みんなの歯を守る「歯科検診」の新常識と重要性 https://www.azabu-dental.com/dental_checkup/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=dental_checkup Mon, 08 Sep 2025 04:50:07 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=27901 毎日、仕事に家事、そして育児と、目まぐるしい日々を送り、ご自身のことは後回しになりがちな中でも、「家族の健康」は何よりも大切にされていることと思います。 「歯の健康」は、お子様の成長はもちろん、ご自身の美しさや、ご両親の […]

The post 【令和6年調査速報】
家族みんなの歯を守る
「歯科検診」の
新常識と重要性
first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>

毎日、仕事に家事、そして育児と、目まぐるしい日々を送り、ご自身のことは後回しになりがちな中でも、「家族の健康」は何よりも大切にされていることと思います。

「歯の健康」は、お子様の成長はもちろん、ご自身の美しさや、ご両親の健康寿命にも深く関わる、とても重要なテーマです。

「毎日歯を磨いているから大丈夫」「痛くなったら歯医者に行けばいい」そう思っていませんか?
実は、最新の「令和6年 歯科疾患実態調査」の結果から、歯の健康には「新たな常識」と、定期的な「歯科検診」の重要性が浮き彫りになりました。

この記事では、厚生労働省が発表したばかりの調査結果を基に、日本の歯の現状と、忙しい皆様だからこそ知っておくべき歯科検診の価値について、わかりやすくお伝えします。きっと、ご自身の、そしてご家族の歯に対する見方が変わるはずです。

知っておきたい!日本の歯の現状

まずは、最新の調査結果から、私たちの歯が今どのような状況にあるのかを見ていきましょう。この調査は、わが国の歯科保健状況を把握し、今後の歯科保健医療対策の推進に必要な基礎資料を得ることを目的としています。全国の満1歳以上の約54,000人の世帯員が対象となり、質問紙調査と口腔診査が行われました。

令和6年
歯科疾患実態調査を見る

歯科疾患実態調査結果
の概要を見る

お子さんの歯を守るために

お子様の歯の健康は、子育て世代のママにとって特に気になる点ではないでしょうか。
調査結果によると、乳歯にう蝕(むし歯)経験があるお子さんの割合は、14歳以下の各年齢において、過去の調査と比較して概ね減少傾向にあります。これは、日頃の歯磨きや、フッ化物応用(フッ素塗布など)の普及によるものと考えられ、大変喜ばしいニュースです。
しかし、一方で8歳のお子さんでは、依然として37.8%が乳歯にう蝕経験を有していることも明らかになっています。乳歯のむし歯は、永久歯の生え方や歯並びにも影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

また、14歳以下のお子さんの72.5%がフッ化物応用の経験があると回答しており、特に6歳では86.3%と最も高かったという結果も出ています。フッ素は歯質を強くし、むし歯になりにくくする効果があるため、この高い経験率は、お子さんのむし歯予防において非常に心強いデータと言えるでしょう。

親世代の歯の健康状態

次に、30代・40代の皆様ご自身の、そしてご両親世代の歯の状況を見ていきましょう。
永久歯のう蝕(むし歯)経験を有する者の割合は、35歳以上85歳未満では90%以上と非常に高いことが示されています。これは、ほとんどの方が一生のうちに一度はむし歯を経験している、という事実を物語っています。さらに、未処置のう蝕(治療されていないむし歯)を持つ者の割合は全体で28.2%で、60歳以降ではいずれの年齢階級でも30%を超えており、ほとんどの年齢階級で男性の方が高かったと報告されています。

そして、30代・40代の皆様にとって特に注目すべきデータが、「冷たいものや熱いものがしみる」という症状の割合です。この症状は、35~39歳で17.8%が最も高かったことが明らかになりました。これは、まさに子育てや仕事で忙しいママ世代が、知覚過敏や歯周病の初期症状に悩まされている可能性を示唆しています。

また、歯ぐきの状況を見ると、歯肉出血を有する者の割合は年齢とともに増加し、80~84歳で50.3%と最も高かったものの、若い世代でも存在しています。さらに、4mm以上の歯周ポケットを持つ者の割合も年齢とともに増加傾向にあり、これは歯周病の進行を示すサインです。
しかし、明るいニュースもあります。「8020(ハチマルニイマル)達成者」、つまり80歳で20本以上の自分の歯を保っている人の割合は、約61.5%と推計され、前回の調査時(51.6%)より高くなりました。これは、歯科医療の進歩と予防歯科への意識の高まりの表れであり、「生涯にわたって自分の歯で食べられる」という目標が、現実味を帯びてきていることを示しています。

毎日歯を磨いていても…
なぜ歯科検診が必要なの?

「毎日きちんと歯を磨いているのに、なぜ虫歯や歯周病になるの?」
そう疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。調査結果が示す通り、1歳以上の97.2%が「毎日歯をみがく」と回答し、82.0%が「毎日2回以上歯をみがく」と、歯磨き習慣は非常に高い水準にあります。
しかし、それだけでは防ぎきれないのが、お口のトラブルの難しいところです。
歯磨きだけでは、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境目、奥歯の溝など、磨き残しが起きやすい場所があります。実際に、デンタルフロスや歯間ブラシなどの歯間清掃用具を用いて清掃を行っている人の割合は63.4%に留まっており、まだ多くの人が歯ブラシのみに頼っている状況です。

磨き残しは、時間が経つと歯垢(プラーク)となり、やがて石のように硬い歯石に変化します。この歯石は、歯磨きでは除去できず、むし歯や歯周病の大きな原因となります。また、ご自身では気づかないうちに、初期の虫歯が進行していたり、歯周病が静かに進行しているケースも少なくありません。
だからこそ、歯科検診の役割が非常に重要になるのです。

歯科検診に行くと、
こんなメリットが!
【家族の未来のために】

歯科検診は、単なる「歯の点検」ではありません。そこには、忙しい現役世代とご家族にとって、計り知れない価値があります。
令和6年の調査では、過去1年間に歯科検診(健診)を「受けた」と回答した者の割合は、全体の63.8%でした。注目すべきは、女性の方が66.5%と、男性(60.6%)よりも高い受診率を示している点です。これは、女性がご自身やご家族の健康に対する意識が高いことを示していると言えるでしょう。
最も多かった受診機会は、「(かかりつけ)歯科医院での定期的な検診(健診)」で55.7%でした。信頼できる「かかりつけ歯科医院」を持つことが、継続的な口腔ケアに繋がっている証拠です。
では、具体的に歯科検診にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

  1. 虫歯や歯周病の早期発見・早期治療
  2. ・ご自身では気づきにくい初期のむし歯や歯周病を、専門家が早期に発見できます。
    「冷たいものがしみる」などの自覚症状があったとしても、それが深刻な病気のサインである可能性があります。早期に発見できれば、治療が最小限で済み、痛みや身体への負担も軽減されます。

  3. プロによる徹底的なクリーニング
  4. ・普段の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を、専門の器具で徹底的に除去します。これにより、むし歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。

  5. お子様のむし歯予防の徹底
  6. ・歯科検診は、お子様の歯の成長段階に合わせた適切なケア(フッ素塗布、シーラントなど)を提案・実施する絶好の機会です。お子様がむし歯ゼロで成長できるよう、専門家がサポートします。フッ化物応用の経験が高いお子様が多いのは、予防への意識が高い証拠です。

  7. 正しいブラッシング指導と
    口腔ケアのアドバイス
  8. ・あなたの歯並びや生活習慣に合わせた、効果的な歯磨き方法やデンタルフロス、歯間ブラシの使い方を指導します。これにより、日々のセルフケアの質が格段に向上します。

  9. 将来の健康寿命の延伸
  10. ・歯の健康は全身の健康と密接に関わっています。定期的な歯科検診で歯を長く健康に保つことは、「8020」の達成 に繋がり、いつまでも美味しく食事ができ、いきいきと生活できる「健康寿命」の延伸に貢献します。

「歯や口の状態について『気になるところがある』と回答した者の割合は、全体の42.2%でした」。もしあなたがこの42.2%に含まれていなくても、それは「問題がない」ことの証明にはなりません。
自覚症状がないうちに、プロの目でチェックすることが何よりも大切なのです。

当院がサポートできること

「歯科医院に行く時間がない…」「子どもを連れて行けるか不安…」そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、当院は忙しい皆様が安心して歯科検診を受けられるよう、様々なサポート体制を整えています。
キッズルームはその1つです。
当院では、「かかりつけ歯科医院での定期的な検診」の重要性を深く理解し、皆様が安心して通い続けられる場所であるよう努めています。ご予約の相談はもちろん、お子様連れでも安心してご来院いただけるよう、配慮しておりますので、どうぞご安心ください。

まとめ:今日の歯の健康が、
未来の自分と家族の健康に繋がる

今回の「令和6年 歯科疾患実態調査」の結果は、日本の歯科保健状況が全体的に改善傾向にあることを示しつつも、依然として多くの課題が残っていることを浮き彫りにしました。特に、30代・40代のママ世代にとっては、ご自身だけでなく、お子様やご両親の歯の健康を考える上で、非常に示唆に富む内容だったのではないでしょうか。
「歯や口の状態について気になる」と回答した方が全体の42.2%もいる ように、多くの方が何らかの口腔トラブルを抱えています。しかし、定期的な歯科検診は、そうしたトラブルを未然に防ぎ、早期に解決するための最も効果的な手段です。
ご自身の健康を守り、お子様にとって健康な歯の習慣を教え、ご両親がいつまでも自分の歯で過ごせるように。

「まだ大丈夫」ではなく、「今こそ大切に」という意識を持って、ぜひこの機会にご家族皆様での歯科検診をご検討ください。
当院は、皆様のお口の健康をサポートし、生涯にわたる笑顔を育む「かかりつけ歯科医院」として、皆様のご来院を心よりお待ちしております。
まずは、お気軽にお電話、またはウェブサイトからご予約ください。

The post 【令和6年調査速報】
家族みんなの歯を守る
「歯科検診」の
新常識と重要性
first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
歯ぎしりが虫歯の原因に!?原因と効果的な対策 https://www.azabu-dental.com/26204-2/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=26204-2 Wed, 08 May 2024 05:04:18 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=26204 毎月定期検診を受診し、歯ブラシも頑張っているのに虫歯になりやすい、そんな方は歯ぎしりや食いしばりが虫歯リスクを高めている可能性があります。 一般的に、虫歯は「ミュータンス菌」などの虫歯菌が歯垢(プラーク)の中で酸を作り、 […]

The post 歯ぎしりが虫歯の原因に!?原因と効果的な対策 first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
毎月定期検診を受診し、歯ブラシも頑張っているのに虫歯になりやすい、そんな方は歯ぎしり食いしばりが虫歯リスクを高めている可能性があります。

一般的に、虫歯は「ミュータンス菌」などの虫歯菌が歯垢(プラーク)の中で酸を作り、歯の表面のエナメル質を溶かすことで発生します。
そのため予防のお話は間食指導と歯ブラシ習慣についてがメインでした。しかし、近年では咬合(噛む力)も虫歯リスクに影響を与える重要な要素として注目されています。

歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは無意識に歯をこすり合わせたり、強くかみしめたりが習慣化することです。
基本的には夜間眠っている間に起きますが、日中起きている間に歯と歯を接触させてしまうこともあります。

歯ぎしりが虫歯のリスクになる3つの理由

歯の亀裂

過度な咬合力によって歯にはマイクロクラックという細かな亀裂が入ります。この細かな亀裂が細菌の侵入経路となり、組織の内部で虫歯が進行してしまうことがあります。

歯の摩耗

歯がすり減り、象牙質が露出することで虫歯リスクが高まります。

詰め物・被せ物の破損

歯ぎしりによって詰め物・被せ物が破損し、そこから虫歯菌が侵入しやすくなります。

以上のように歯ぎしりを行うことで過度な力が歯に加わり虫歯のリスクを高めてしまうことがあります。

効果的な予防法は?

歯ぎしりの原因は様々で個人差もあり、その特定は難しいですが、ストレスや緊張、精神的な不安・プレッシャーが主な要因と言われています。
また、かみあわせや歯並びの問題なども原因となることがあります。
まずはストレスを緩和させる為の瞑想・ヨガなどリラクゼーション効果のある習慣を取り入れてみるのがおすすめです。
また日中起きている間にウォーキングやストレッチなど適度に体を動かしてみましょう。睡眠環境を整え、できるだけリラックスした状態で入眠していただくのも歯ぎしりの予防に繋がります。

歯科医院で作るマウスピース

歯科医院では歯ぎしり食いしばりによる歯や歯周組織のダメージを抑制する為のマウスピース(ナイトガード)をお作りすることができます。
樹脂製の透明なマウスピースで、夜間寝ている間に装着します。
院内で型どりをしてお作りするためぴったりフィットしかみ合わせも調整可能です。

歯ぎしりセルフチェック

当てはまるものがあれば歯ぎしりをしているサインかも

  • 顎が痛い、肩こり・頭痛がある
  • 特定の歯がしみたり、痛んだりする
  • 詰め物・被せ物が頻繁に外れたり、破損する
  • 下の歯の内側の歯ぐきがボコボコと膨らんでいる
  • 頬の内側や舌の両脇に歯の跡がつく

歯科医院で検査を受けましょう

歯ぎしりがあるかも?と感じていらっしゃる方、セルフケアチェックで当てはまるものがあったり、ご家族や周りの方から指摘されたことがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
歯ぎしりのダメージが原因となる虫歯は内部で深く進行していく為早期に発見することが大切です。

患者さま一人一人の口腔内の状況を見て適切な対処法をご提案いたします。

The post 歯ぎしりが虫歯の原因に!?原因と効果的な対策 first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
歯を失う原因ランキング https://www.azabu-dental.com/ranking/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=ranking Tue, 23 Apr 2024 07:49:54 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=26181 歯を失うということはとてもショックな出来事です。 虫歯や歯周病が進行すると、最悪の場合抜歯せざるを得ない状態になります。今回は歯を失う原因をご紹介します。 第1位 歯周病 歯を失う原因の第1位は歯周病です。 歯周病は、歯 […]

The post 歯を失う原因ランキング first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
歯を失うということはとてもショックな出来事です。
虫歯や歯周病が進行すると、最悪の場合抜歯せざるを得ない状態になります。今回は歯を失う原因をご紹介します。

第1位 歯周病

歯を失う原因の第1位は歯周病です。

歯周病は、歯垢が原因で歯ぐきが炎症を起こし、歯を支える骨が溶け出す病気です。自覚症状が乏しいため、気づかないうちに進行し、歯を失うことになります。
また歯周病は全身疾患にも影響を及ぼすと言われている生活習慣病の一つです。

歯周病

第2位 虫歯

歯を失う原因第2位は、虫歯です。

虫歯は、虫歯菌が出す酸によって歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、歯に穴が空いてしまう病気です。
歯の1番外側のエナメル質は硬い組織なので進行はゆっくりですが、2層目の象牙質から柔らかい組織になるため進行が早くなり、みるみるうちに歯を溶かしていきます。
残る歯がない場合や歯ぐきの下まで歯がない場合は被せものを被せることが難しいため、最悪の場合抜歯になります。

虫歯

第3位 破折

歯を失う原因第3位は破折です。

破折とは、「歯に必要以上の力がかかる」「噛み合わせが悪い」など、歯が力に耐えられなくなった時に割れてしまうことです。割れた隙間から細菌が入りこむことで根の先に膿が溜まります。
割れた隙間を修復することは困難なため、抜歯になることがほとんどです。

歯の破折

歯を失わないために

歯周病・虫歯・破折は、未然に防ぐことができます。
国が掲げる、80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという「8020運動」を達成するためにも、自分の歯に歯周病や虫歯がないか?歯に力がかかりすぎていないか?を歯医者さんでチェックしてもらいましょう。

The post 歯を失う原因ランキング first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!? https://www.azabu-dental.com/become-brittle/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=become-brittle Fri, 29 Mar 2024 10:38:46 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=25940 安全にホワイトニングを行うポイントもご紹介 質問:白い歯を手に入れたいけど、ホワイトニングで歯がもろくならないか心配です。 回答:結論から言うと、適切な方法でホワイトニングを行えば歯がもろくなることはありません。 ホワイ […]

The post ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
安全にホワイトニングを行うポイントもご紹介

質問:白い歯を手に入れたいけど、ホワイトニングで歯がもろくならないか心配です。

回答:結論から言うと、適切な方法でホワイトニングを行えば歯がもろくなることはありません。

ホワイトニングとは、主に過酸化水素(オフィスホワイトニング)と過酸化尿素(ホームホワイトニング)を用いて黄ばみ色素を分解し歯を白くすることをいいます。
通常歯の表面にはペリクルと呼ばれるタンパク性の保護膜がありますが、ホワイトニングを行うとペリクルは一時的に分解されます。
それによりホワイトニング直後は歯の水分量が低下するため、しみやすくなり痛みを伴うことで歯がもろくなったと感じる方がいると考えられます。
しかしペリクルは12〜24時間ほどで再形成され1〜2日でしみる症状も治まります。一時的な症状であり、歯が根本的に弱くなることはありません。

では歯がもろくなったと感じる原因は?

歯がしみる

ホワイトニング薬剤により、一時的な知覚過敏症となり歯がしみることがあります。また歯ぎしりにより歯が削れていたり、ヒビが入っている場合や未処置の虫歯がある場合は特にしみやすいです。
処置が必要な虫歯がないかなど、事前に歯科医師の検査診断を受けてからのホワイトニングをおすすめします。一時的な知覚過敏は、知覚過敏を抑制する薬剤の塗布や知覚過敏専用歯磨剤でケアできます。

歯の表面がザラザラになった

元々歯の表面が粗造な方は、ホワイトニング直後のペリクルの存在しない状態の歯がザラザラと感じることがあります。乾燥した肌と同じ状態です。
ホワイトニング後にトリートメントペーストで仕上げ磨きを行いミネラルを補給することで軽減することができます。

白い斑点が出現した

ホワイトニングを行うことで、エナメル質の薄いホワイトスポットといわれる白い部分が目立ちやすくなることがあります。
ホワイトスポットがある場合は事前にそのリスクをお伝えいたします。

ホワイトニングによる歯のダメージを最小限に抑えるために、国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士の管理のもとでホワイトニングを行うことをおすすめします。

ホワイトニングによる影響を最小限に

以下のようなことに注意すると、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。

低い濃度のホワイトニング剤から始める

ホームホワイトニングは過酸化尿素という薬剤をマウスピースに注入し、一定時間装着して漂白する方法です。
濃度により装着時間が変わりますが、できるだけ低濃度から始めると刺激が少なくしみにくいです。

施術後24時間柑橘類や酸性の飲食物の摂取を控える

元々歯の表面のエナメル質は酸に弱い性質があり、ペリクルが再形成される前の歯の表面は、非常にデリケートです。
術後24時間程度、摂取を控えていただくのがおすすめです。

知覚過敏専用歯磨剤やミネラル補給ペーストの使用

知覚過敏に効果のある硝酸カリウム・乳酸アンモニウム配合の歯磨剤や、カルシウムやリンでミネラルを補給してくれるペーストを使用するなど、ご自宅でも簡単にケアが行えます。

先が柔らかい歯ブラシを使用する

硬い歯ブラシや強い力でガシガシと磨かず、柔らかめの歯ブラシで優しく丁寧に磨きましょう。

ホワイトニングは、正しい知識を持って安全に行うことが大切です。
ご不安なことはなんでもお気軽にお尋ねください!

The post ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
着色除去とホワイトニングの違いは?? https://www.azabu-dental.com/pmtc-whitening/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=pmtc-whitening Fri, 09 Feb 2024 08:02:22 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=24111 着色除去とホワイトニングは、どちらも歯の色を改善する治療・施術ですが、全くことなります。 着色除去とは、コーヒーや色の濃い食べ物で歯に付着した色素汚れやタバコのヤニを落とし歯本来の色を取り戻す治療のことを言います。 一方 […]

The post 着色除去とホワイトニングの違いは?? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>

着色除去とホワイトニングは、どちらも歯の色を改善する治療・施術ですが、全くことなります。
着色除去とは、コーヒーや色の濃い食べ物で歯に付着した色素汚れやタバコのヤニを落とし歯本来の色を取り戻す治療のことを言います。
一方でホワイトニングとは、専用の薬剤を用いて歯を漂白し歯の色素を白くすることを言います。
それぞれの特性を理解することで、歯の状態や目的に合わせ適切なケアを選択することができます。

着色除去

着色とは、歯の表面に付着した色素や汚れにより、歯が本来の色よりも濃く(黄色や黒く)見える状態です。着色の原因は、以下のようなものが挙げられます。

  • コーヒーや紅茶などのポリフェノール
  • カレーやトマトソースなどのカロテノイド
  • ブルーベリーやワインなどのアントシアニン
  • タバコのヤニ
  • 歯磨き粉やマウスウォッシュの成分

着色は、付着初期の段階であれば歯磨きである程度落とすことができます。しかし頑固な着色の場合は、歯科医院で行うクリーニング(着色除去)が必要になります。
歯科医院で着色を除去する方法をPMTC (プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)と言います。
PMTCとは専門家(歯科医師・歯科衛生士)が専用の器具を用いて歯表面の着色(バイオフィル)ムを除去・清掃することをいいます。

PMTCって何?

ホワイトニング

ホワイトニングとは、過酸化水素や過酸化尿素を用いて歯の黄ばみ色素を分解し歯を白くすることです。
ご自身の歯をもっと白くしたいと考えている方にはホワイトニングがおすすめです

ホワイトニングはこんな方にオススメ!

  • 生まれつき歯が黄ばんでいる
  • 着色除去を行ったが歯が白くならない
  • 加齢によって歯の色が黄ばんできた
  • 赤ワインやコーヒーをよく飲む
  • 結婚式など大切なイベントを控えている
  • セラミックなどの被せ物と天然歯との色の差が気になる

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、大きく分けて以下の2つの方法があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、光を照射して歯を白くする方法です。照射時間は、1照射約10分です。
オフィスホワイトニングの特徴は、即効性が高く、1回の施術である程度歯を白くすることができることです。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した専用マウスピースにホワイトニング剤を塗布し、自宅でホワイトニングを行う方法です。ホワイトニング剤をマウスピースに塗布し、一定時間(ジェルの濃度により装着時間は異なります)装着。それを2~3週間程度継続します。
ホームホワイトニングは効果が出るまでに時間がかかりますが、自宅で気軽に行うことができ後戻りしにくいのが特徴です。

ホワイトニングと着色除去の違い

  ホワイトニング 着色除去
目的 歯の色を白くすること 歯に付着した色素や汚れの除去
原因 加齢、喫煙、飲食物の摂取、薬の服用など 喫煙、飲食物の摂取など
効果 歯の色を白くする 歯本来の色に戻す
方法 薬剤で黄ばみ色素を分解 機械的歯面清掃で着色を除去
費用 保険適用外 保険適用外
  オフィスホワイトニング
3,300円/回(税込)
ホームホワイトニング
11,000円(税込)
PMTC
5,500円(税込)

※最新の治療費については、直接医院へご確認ください。

歯自体の黄ばみか着色かわからない?

ご自身の歯の色の原因が黄ばみか着色かわかないという方は、その旨をお伝えいただきご予約ください。
ご来院時に歯科医師・歯科衛生士が診察で判断し、最適な施術をご提案いたします。

The post 着色除去とホワイトニングの違いは?? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]> その銀歯、アマルガムじゃないですか? https://www.azabu-dental.com/amalgam/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=amalgam Fri, 09 Feb 2024 01:53:38 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=24092 アマルガムって何? アマルガムとは、水銀を主成分とし、他の金属を加えた合金です。 アマルガムは1990年頃まで日本の歯科治療の主流でした。1990年代以降、セラミックやレジンなどの詰め物や被せ物が開発され、アマルガム治療 […]

The post その銀歯、アマルガムじゃないですか? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
アマルガムって何?

アマルガムとは、水銀を主成分とし、他の金属を加えた合金です。
アマルガムは1990年頃まで日本の歯科治療の主流でした。1990年代以降、セラミックやレジンなどの詰め物や被せ物が開発され、アマルガム治療は徐々に減り、2016年からアマルガムを用いた歯科治療は保険適用から外されました。
アマルガム治療は溶かした銀を充填していくため、耐久性が高く、2024年の現在でもアマルガム治療を受けた歯を持つ患者さまは多くいます。

アマルガムはなぜダメなの?

アマルガムが良くないとされる理由は、水銀が含まれているということです。水銀は人体に有害な物質として知られています。水銀は、神経系や腎臓、肝臓に障害を与える可能性があるため、注意が必要です。
アマルガムに含まれる水銀は無機水銀と呼ばれるもので、水俣病の原因となった有機水銀とは性質が異なります。無機水銀は体内に吸収されにくいため健康への影響は少ないと考えられていました。しかし治療を受けた患者さまの中には、アレルギーや頭痛などの症状を訴える人もいます。
また、水銀は腐食しやすい金属のため、口の中の酸や唾液によって徐々に溶け出し、金属アレルギー発症の原因となることもあります。

アマルガムの見分け方

・アマルガムは銀色の詰め物です
・時間が経つと酸化して黒ずみます
・30年以上前に治療したものであれば、アマルガムである可能性があります
自分で判断することは難しいので歯医者さんでレントゲンを撮って診てもらいましょう。

アマルガムに代わる治療

古いアマルガムを除去したら新しい詰め物を入れなければなりません。
咬合面や範囲が小さい場合はコンポジットレジンを、範囲が大きい場合や隣接面を含む場合はインレーと呼ばれる詰め物で治します。
コンポジットレジンはアマルガムに比べると強度は劣りますが、保険適応で白くできるので、見た目も改善されます。

インレーは保険だとパラジウムやシルバーの銀歯になります。
保険外ではセラミックやジルコニアを選択することも可能です。
いずれにしてもアマルガムと同等またはそれ以上の強度があります。

アマルガムがあったら積極的に除去したほうが良い?

もしご自身の歯にアマルガム治療をされている歯があるならば、できるだけ除去することをおすすめします。
アマルガムは耐久性に優れているので虫歯にならず、悪さをしていないかもしれませんが、治療自体が30年前くらいと推定されるので、劣化が進んでいると考えられます。
また、水銀が溶けだしていることも考えられるので、新しい無害な材料を使用する治療にやり替えることをおすすめします。

The post その銀歯、アマルガムじゃないですか? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
妊娠とお口のトラブル https://www.azabu-dental.com/pregnancy-gingivitis/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=pregnancy-gingivitis Wed, 17 Jan 2024 07:33:14 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=23779 妊娠中に歯周病や虫歯などのお口のトラブルが発生することは珍しいことではありません。 妊娠により女性ホルモンの変化が起こったり免疫系に影響を与えたりする可能性があるため、お口のトラブルに発展することがあります。 妊娠中の女 […]

The post 妊娠とお口のトラブル first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>

妊娠中に歯周病や虫歯などのお口のトラブルが発生することは珍しいことではありません。
妊娠により女性ホルモンの変化が起こったり免疫系に影響を与えたりする可能性があるため、お口のトラブルに発展することがあります。
妊娠中の女性が安全に出産を迎えるためにも、できるだけトラブルを避けるようにお口のケアに特に注意を払う必要があります。

妊娠とホルモンの変化

妊娠中の女性の体は、様々なホルモンの分泌量が変化します。
特にエストロゲンとプロゲステロンの増加がお口の状態に影響を及ぼし、さまざまなお口のトラブルが引き起こされることがあります。

・歯ぐきの腫れや出血

ホルモンの変化により、歯ぐきが腫れたり出血しやすくなったりします。これは妊娠性歯肉炎と呼ばれるもので、いつも以上に歯磨きに気をつけるなど適切なケアが必要です。
歯ぐきが赤みを帯びると痛みを伴う場合もあるため、優しく撫でるように歯磨きをすると良いでしょう。

また、歯ぐきが腫れると歯と歯の間の清掃がいつも以上に難しくなりますが、フロスを通すことで汚れや細菌を取り除き、少しでも炎症を抑えるようにすると良いでしょう。

・お口の中が乾燥する

妊娠中は、プロゲステロンの増加により、唾液の分泌が抑制される可能性があります。
それによりお口の中が乾燥しているように感じたり、唾液がネバネバしているように感じたりすることがあります。

唾液不足は、虫歯のリスクを高める原因にもなります。こまめにお水やお茶を飲むなど乾燥対策をすると良いでしょう。

・お口の変化

ホルモンの変化がお口の中の粘膜に影響を及ぼし、口内炎ができたりお口の中に違和を感じやすくなったりすることがあります。他にも食事や間食の回数が増えることで、歯垢が溜まりやすく感じることもあります。

食後の歯磨きがこまめにできると良いですが、難しい場合には、うがいやゆすぐだけでも何もしないよりは効果があるため、できる範囲で対策するようにしましょう。

・つわりや体調の変化

妊娠により女性ホルモンが急激に増加することで、歯周病のもととなる細菌が増殖しやすくなりますが、つわりによって食の好みが変わり同じものを好んで食べるようになったり、食事の回数が増えたりすることもあります。

また、唾液がねばつきやすくなることがありますが、お口の中をきれいに洗い流す自浄作用が低下します。
それによりお口の中に細菌が溜まりやすくなり、歯ぐきの炎症や出血、腫れなどが起こりやすくなってしまいます。唾液には自浄作用のほかにも多くの役割があり、虫歯予防には欠かせないため、食事の回数が増えたり、唾液がねばつきやすくなったりした場合は、こまめに歯を磨いたりうがいや口をゆすいだりして、対処するようにしましょう。

体調が優れなかったり気分が悪くなったりすると歯を磨くことを苦痛に感じたり、歯磨きをしようとすると気分が悪くなったりして、今まで通りのケアを続けることが難しくなるケースも少なくありません。
お口のケアが不足した状態が続くとどうしても虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。
しかしながら無理にできるものでもないため、気分が良い時に歯磨きをしたり、そうでない時にはうがいをしたりするなど自分の状態に合わせて調整することが大切です。

妊娠と歯周病

妊娠中特有の症状として、歯ぐきが腫れたり出血しやすくなったりする妊娠性歯肉炎になることがあります。炎症が進行することで歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨に影響を及ぼす可能性があります。

妊娠性歯肉炎の発症には、妊娠による女性ホルモンの増加が大きく関係しています。歯周病の原因となる細菌には、エストロゲンという女性ホルモンの影響を受けて歯周病の活動を高める細菌がいます。

妊娠中にこのエストロゲンが増加することにより、歯周病の動きを活発にしてしまう恐れがあります。

また、歯周病が進行すると歯ぐきに現れた炎症物質は、毛細血管を通じて血液の中に入り、歯周病の細菌とともに全身へと流れます。炎症物質が子宮に到達すると子宮の収縮を促進する働きが起こります。

すると出産予定日よりも前に子宮の収縮を引き起こした場合に早産や低体重児出産になるリスクが高まるといわれています。妊娠時にはプロゲステロンという女性ホルモンが増加することで、プロスタグランジンと呼ばれる炎症物質も合わせて増加します。このプロスタグランジンが子宮の収縮作用を持ち合わせているため、妊娠時の歯周病が早産や低体重児のリスクを高めてしまう可能性があります。
歯周病になったからといって必ずしもすぐに早産や低体重児出産を引き起こすわけではありませんが、歯周病の予防をする、歯周病の治療をしっかり受けるなどの対策をして出産を迎える準備をしておくと良いでしょう。

妊娠性歯肉炎は多くの場合は一時的なもので、出産後に自然と回復してきます。しかしながら出産後も症状がなかなか改善せずに進行してしまうこともあります。そうならないためにも、妊娠中にできる限りのケアをしておくことが大切です。

マタニティ外来

妊娠中のお口のケアについて

・適切な歯磨き

妊娠中は、歯ぐきが腫れたり赤くなったりしやすく、とても敏感な状態になります。しっかり隅々まで歯を磨くことが理想的ですが、つわりや体調によってなかなか思うように磨けないことがあります。
そんな時にはできる範囲で無理をしない程度に優しく磨くと良いでしょう。歯ぐきが敏感になっていることもあり、ゴシゴシ磨くというよりは優しくこするように歯ブラシを当てると良いでしょう。

また、唾液がねばつきやすくなっているため、歯磨きをすることが難しい場合には、少しでもお口の中の細菌を減らすためにお水を飲んだりゆすぐことは有効なケア方法のひとつといえるでしょう。

・フロス

歯と歯の間の清掃にはフロスの使用が効果的です。

歯ブラシだけでは落とせない汚れもフロスを使うことでしっかりと取り除くことができます。
特に歯ぐきに炎症がある場合には、優しくフロスを使うことが歯ぐき周りに溜まった細菌除去に有効です。

・定期検診とクリーニング

妊娠中には歯科医院での定期検診やクリーニングを受けましょう。

なかなか体調が優れなかったり横になる姿勢が難しかったりと遠のいてしまいがちですが、できれば妊娠中に一度は歯科医院で診てもらうと良いでしょう。

検診を受けることで小さな虫歯がないかどうか、歯ぐきや歯周病は問題がないかなど細かいところまでチェックしてもらうことができます。

妊娠中に治療ができるのか、出産後に治療をしたほうが良いのかの判断も歯科医師と相談することができます。またプロによるクリーニングを受けることで、日々のセルフケアだけでは行き届かなかった部分まできれいスッキリ清掃ができます。
お口のトラブルが起こりやすい時だからこそ、現状を理解するためにプロにしっかりと診てもらうことが大切です。少しでも不安要素を減らして出産を迎えることができるでしょう。

歯のクリーニング

・フッ素塗布

歯科医院でクリーニングを受けた際に併せてフッ素塗布も検討すると良いでしょう。フッ素は歯質を強化し虫歯予防に効果的です。

多くの市販の歯磨き粉にもフッ素が配合されていて、毎日の歯磨きで取り入れることもできます。

歯科医院で塗布してもらうフッ素は市販のものよりも濃度が高いため、より効果が期待できます。

妊娠中の食事について

妊娠中に適切な歯磨きやクリーニングなどお口のケアを行うことも大切ですが、日頃の食事に気をつけて歯を強くすることも大切です。

・栄養バランスを考える

適度にバランスの取れた食事は身体のためはもちろん、歯の健康にも繋がります。

カルシウムやビタミンDなどを含む食品を摂取することで歯を強化しましょう。

・糖分のバランス

妊娠中は特に、虫歯などのトラブルを避けるためにも甘いジュースやお菓子の摂りすぎには注意しましょう。
栄養のあるバナナやさつまいもなど健康的なおやつに代えてみると良いでしょう。

栄養バランスを考えた食事は自身の身体やお口の健康のためにももちろん大切ですが、生まれてくる子どもの歯の発育にも影響を与えることがあります。

予防歯科で歯周病対策をはじめよう!

赤ちゃんの歯の発育

子どもの歯は出生時にはまだはえていませんが、妊娠中にすでに発育が始まっています。

歯のもととなるものが作られ始めるのが妊娠6〜12週頃です。
妊娠4〜5ヵ月頃になるとさらに発育が進み、乳歯としての歯の形態が作られ、カルシウムやリンなどを取り入れてしっかりと硬い組織へと成長していきます。

いくつかの永久歯のもととなる部分も妊娠中に作られ始めます。このように、妊娠初期からすでに赤ちゃんの歯の形成がスタートしています。

小児の虫歯予防

発育に欠かせない栄養

赤ちゃんの歯の発育にも栄養が欠かせません。
歯の形成に欠かせないカルシウムやリンを摂取することは非常に大切です。
また、他にもビタミンDやビタミンA、たんぱく質などバランス良く取り入れると良いでしょう。
もちろん赤ちゃんの歯だけでなく身体の形成にも栄養バランスの取れた食事は大切であるため、なるべく意識して心がけるようにしましょう。

まとめ

妊娠により身体の変化だけでなくお口の変化を伴うことがあります。

トラブルを引き起こしやすい時期だからこそ、いつも以上にしっかりとケアをすることが大切です。歯磨きや歯科医院でのクリーニングの他にも、栄養バランスの取れた食事などできることはたくさんあります。

そしてそのケアは自分の身体だけでなく、生まれてくる子どもの発育にも影響します。
少しでもリスクを減らして出産の準備ができるように心がけていきましょう。

The post 妊娠とお口のトラブル first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
舌苔は口臭の原因になる? https://www.azabu-dental.com/tongue_coating/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=tongue_coating Thu, 11 Jan 2024 02:29:54 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=23546 自分の口の中を見たときに、「舌が白くなっている」こんな経験はありませんか?白い舌を見ると、「これは口臭の原因なの?」このような不安を感じてしまうかもしれません。これは舌苔(ぜったい)と呼ばれている汚れや細菌のかたまりで、 […]

The post 舌苔は口臭の原因になる? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>

自分の口の中を見たときに、「舌が白くなっている」こんな経験はありませんか?白い舌を見ると、「これは口臭の原因なの?」このような不安を感じてしまうかもしれません。これは舌苔(ぜったい)と呼ばれている汚れや細菌のかたまりで、口臭の原因の一つです。
本記事では、舌苔の原因や対策について紹介します。舌苔が口臭の原因になっていることに不安を感じている方は、是非とも最後までご覧いただき参考にしてください。

舌苔とは細菌のかたまり

舌苔とは、舌の表面に付着した白い苔のようなものです。細菌や食べかすなどが舌の表面に付着し、細菌が増殖して形成されます。

舌の表面には、舌乳頭(ぜつにゅうとう)といわれる細かな突起物があります。その突起物に汚れや細菌が溜まってしまい、苔のように見えます。

舌苔が口臭の原因になる理由

口臭の主な原因物質は、口腔内の細菌が作り出す、揮発性硫黄化合物(きはつせいいおうかごうぶつ)です。揮発性硫黄化合物は、口腔内の粘膜の細胞や食べかす、歯垢(プラーク)などに含まれているアミノ酸を細菌が分解する過程で作り出される物質です。

揮発性硫黄化合物の中でも、特に臭いが強いのが硫化水素とメチルメルカプタンです。卵が腐った臭いや玉ねぎが腐った臭いともいわれており、悪臭を放ちます。

引用元:口臭の原因・実態(厚生労働省e-ヘルスネット)

舌苔ができやすい原因

舌苔ができやすくなる原因は次の6つです。当てはまる条件があれば、舌苔ができやすくなる傾向にあります。

1. 歯磨きが不十分
2. 唾液が少ない
3. 口呼吸が癖になっている
4. 強いストレスを感じやすい
5. 舌の位置が低い
6. 抗生物質やステロイドなどの影響

順番に説明します。

1:歯磨きが不十分

歯磨きが不十分だと食べかすやプラークが残り、口腔内環境が悪くなるため、口臭の原因になります。舌苔は口腔内環境によって大きく左右されるので、食べかすやプラークが口腔内に溜まると舌苔も蓄積されます。

プラークと舌苔は、どちらも細菌のかたまりなので、舌苔による口臭だけではなく、プラークや歯周病による口臭の原因にもなります。

2:唾液が少ない

唾液の分泌量が少ないことによって口腔内が乾燥すると、細菌が増殖しやすい環境を作ります。

唾液は、抗菌作用や口腔内の汚れを洗い流すなどの大切な役割があります。唾液が少ないと汚れは口腔内に残り、細菌が増殖してしまい、舌苔を厚くする原因になるでしょう。

3:口呼吸が癖になっている

口呼吸すると常に口腔内が渇いた状態になってしまい、細菌が増えやすくなります。舌についた舌苔は厚くなり、乾くことで剥がれにくくなるので、舌に定着してしまいます。

4:強いストレスを感じやすい

強いストレスや緊張を感じると自律神経のバランスが乱れてしまい、唾液の分泌量が少なくなります。緊張したときになどに口が渇く経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

ストレスや疲れが原因で免疫力が下がってしまうと、口腔内の細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうため、舌苔がつく原因になります。

5:舌の位置

口を閉じたときに正常な位置に舌がない場合は、舌苔がつきやすくなります。口を閉じているときに通常は、舌は上あごについています。舌が上あごに擦れて汚れが落ち、正しい位置にあることで唾液が循環して、舌の表面の汚れが洗い流されます。

舌の位置が下がっていることや舌の位置が正しい位置にない場合は、舌の表面は擦れることがなく、唾液も循環しにくくなるので、舌苔がつきやすくなります。

6:抗生物質やステロイドなどの影響

抗生物質やステロイドなどを長期間にわたって摂取すると、舌苔がつきやすくなることがあります。

抗生物質などの影響によって口腔内の細菌の種類が変わってしまい、カンジダ菌の増殖や黒い舌苔が形成されることもあります。

舌苔を取る方法

舌苔を取るには日常的な舌の掃除がおすすめですが、過度な掃除は舌を傷つけてしまうので注意が必要です。

寝ている間は口腔内が乾燥しやすく、寝起きの朝は舌苔が付着している量が多い時間です。
毎朝1度舌をチェックして、舌苔が気になるときに舌の掃除をしましょう。

舌を傷つけないために舌専用のブラシを使って、鏡を見ながら奥から手前に舌ブラシを動かして汚れを落とします。前から後ろに舌ブラシを動かすと、汚れを飲み込んでしまう可能性があるので注意してください。
舌苔に厚みがあってなかなか取れないときは、舌専用のクリーニングジェルの使用も効果的です。

舌苔は一度に全てを取り除けません。舌を傷つけないよう、数日間かけて少しずつ取り除きます。舌の清掃方法や、清掃グッズについては歯科医院でアドバイスを受けるとよいでしょう。

舌苔を放置するとどうなるのか?

舌苔を放置すると、次のようなリスクが高まります。

  • 口臭が強くなる
  • 虫歯
  • 歯周病
  • 誤嚥性肺炎
  • 味覚障害

舌苔を放置すると細菌が増殖して、強い口臭だけでなく虫歯や歯周病のリスクも高まります。飲み込む機能などが弱くなると、細菌が混ざった唾液が気道に入ってしまい、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。
また、舌の表面の味蕾(みらい)を舌苔が覆ってしまうと、味を感じにくくなります。味蕾は、味を感知する役割があるため、舌苔によって飲食物が味蕾に触れず、おいしいと感じなくなってしまうでしょう。

舌苔の対策と改善

舌苔を放置して厚くなってからでは、なかなか除去できません。日頃からできることを意識して、対策と改善をしていきましょう。舌苔の対策と改善は、次の7つがポイントです。

1. 正しい歯磨き・舌磨き
2. よくかんで食べる
3. 水を飲む
4. ガムをかむ
5. 口呼吸をやめる
6. 喫煙を控える
7. 規則正しい生活を心がける・ストレスに距離をおく

一つずつ説明します。

1:正しい歯磨き・舌磨き

毎食後に歯磨きをして、口腔内の衛生状態を保ちましょう。食べかすや汚れが口腔内に長時間残ってしまうと、細菌が繁殖して歯の表面にプラークを形成します。舌も同様に細菌が繁殖して、舌苔の原因になります。口腔内を清潔に保つことを意識しましょう。

舌苔がたまらないよう、舌磨きも定期的にしましょう。過剰に舌を磨くと傷つけてしまう可能性が高いので、毎朝チェックして汚れのあるときだけ、やさしく舌ブラシで清掃します。

歯のクリーニング

2:よくかんで食べる

よくかんで食べると、唾液の分泌を促せます。唾液の分泌が増えると、唾液の作用によって、口腔内の清掃効果が高まります。かむ回数を自分で意識することや、歯応えのある食材を使用するなど、かむ回数が増えるような工夫を取り入れることもおすすめです。

3:水を飲む

唾液によって口腔内は乾燥しないように保たれていますが、ストレスや緊張、口呼吸などのさまざまな原因で口が渇きます。その際は水を飲んで、口腔内を潤すようにしましょう。

水を飲むことによって、口腔内にある汚れを流し、唾液の分泌を助ける水分を補給できます。

4:ガムをかむ

唾液の分泌を促すために、ガムをかむことも有効です。よくかむと唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。

注意点として、糖分が含まれているガムでは、舌苔を増やす原因になってしまうので、キシリトールやフッ素が配合されたガムを選択しましょう。
歯科医院で取り扱っている、キシリトール100%のガムがおすすめです。

5:口呼吸をやめる

口呼吸をやめると、口腔内の乾燥を防げます。アレルギー性鼻炎などの問題がなくても、癖で口呼吸しているケースがあります。意識して口呼吸していないのか、確認するようにしましょう。また、口周りの筋肉を鍛えることで、自然に口を閉じられるようになることもあります。

アレルギー性鼻炎などによって鼻で呼吸できないケースや歯並びの乱れによって口が閉じにくく、口呼吸になってしまうケースがあります。口呼吸の原因は、それぞれ異なります。心配な方は歯科医院で相談してみましょう。

6:喫煙を控える

タバコに含まれている成分のタールはネバつきがあり、歯と舌に付着します。
細菌や汚れが付着しやすくなるので舌苔がつき、落ちにくくなります。

また、タバコに含まれているニコチン成分は、唾液の分泌量を減らしてしまう働きがあるので、喫煙は避けるのが望ましいでしょう。

7:規則正しい生活を心がける・ストレスに距離をおく

不規則な生活を送っていると自律神経のバランスが乱れてしまい、唾液の分泌量に影響します。十分な睡眠をとることや栄養バランスのよい食事など、規則正しい生活を心がけましょう。
また、強いストレスや緊張を感じることも唾液の分泌量に影響します。日常生活で強いストレスを感じている場合は、可能であればストレスを感じる原因から意識的に距離をおきましょう。ストレスから距離をおくことが難しい場合は、自分がリラックスできる方法を考えましょう。

予防歯科で口臭対策はできる?口臭は原因ごとに対処しよう

口臭が気になったら歯科医院で相談しよう

口臭が気になったら、まずは歯科医院で相談してみましょう。
口臭の原因には、舌苔や虫歯、歯周病、全身疾患などさまざまな原因がありますが、口腔内に問題のあるケースがほとんどです。それぞれ口臭の原因は違うので、まずはどのような原因で口臭が発生するかを知ることが大切です。
そのため、歯科医院での相談が口臭を低減させる近道といえるでしょう。

まとめ

舌苔は口臭の原因の1つです。

舌苔をそのまま放置すると、口臭だけではなく虫歯や歯周病などのリスクも高まります。舌苔が付いてしまう原因には、適切な歯磨きができていないことや口腔内が乾いているなどのさまざまな理由があります。

改善策や対策を参考にしていただき、日常生活で少しずつ意識して実施してみましょう。

当院でも口臭についての相談をお受けしています。原因を突き止め、口臭の改善・対策をしていきましょう。
口臭について悩んでいる方は、是非ともお気軽にご相談ください。

The post 舌苔は口臭の原因になる? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
歯周ポケットってどこ? https://www.azabu-dental.com/periodontal-pocket/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=periodontal-pocket Tue, 25 Apr 2023 06:37:44 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=22168 テレビCMでよく耳にする歯周ポケット!実際口の中のどの部分を指すのでしょうか? 今回は歯周ポケットについて詳しく解説します!! 歯周ポケットとは? 歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間のすき間のことを指します。 すき間の溝が […]

The post 歯周ポケットってどこ? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>

テレビCMでよく耳にする歯周ポケット!実際口の中のどの部分を指すのでしょうか?
今回は歯周ポケットについて詳しく解説します!!

歯周ポケットとは?

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間のすき間のことを指します。

すき間の溝が深ければ深い程、歯ぐきが腫れている、または歯を支える骨が溶けてなくなっていることになります。

歯周病精密検査って?

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間のすき間のことを指します。

歯医者さんではまず、歯周病精密検査を行います。この検査では、専用の器具で歯1本1本の歯周ポケットの深さや出血率を測ります。

3mm以下が正常、4㎜以上が歯周病です。

出血率とは検査器具で触っただけでも出血した箇所のことを指します。出血は、汚れが原因で歯ぐきに炎症があることを示します。

歯周病が進行すると・・?

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間のすき間のことを指します。

歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けていきます。

歯は骨で支えられて立っているので、支える骨がなくなるとグラグラと揺れて最終的には抜けてしまいます。

これが歯周病です。

歯周病

歯周ポケットが深くなる原因って?

歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間のすき間のことを指します。

歯周ポケットが深くなる原因は様々なことが考えられますが、主な原因としては、歯に付着した歯垢・歯石に潜む細菌です。

歯垢・歯石を長期間放置すると細菌の巣ができてしまい、その細菌が毒素を出すことで炎症状態が長く続くとそのまま骨を溶かしていきます。

深くなった歯周ポケットは元に戻らないの?

初期の歯周病(骨が溶ける前)では、歯医者さんでの専門的な歯周治療とご自身のセルフケアを改善することで元に戻ることもあります。

中等度~重度の歯周病(骨が溶けてしまっている)では、歯周治療に加え、外科的治療や再生療法で改善する場合もあります。

歯周病ってどうしたら治るの?

歯周ポケットまで歯磨きを行き届かせたい!

歯周ポケットの深くまで歯磨きすることはできませんが、歯ブラシ選びにポイントがあります!

毛先がフラットな歯ブラシではなく、テーパー毛という毛先が細いタイプを選ぶといいでしょう。

柔らかめの歯ブラシで優しく歯ぐきもマッサージするようなイメージで磨くとよいでしょう。

最後に

歯医者さんに行ったときに「歯周病です!」と診断されるとショックですよね。
歯周病の治療は長期的な通院や、生活習慣の見直しも必要となります。
歯周病にならないように、定期検診や日々の歯磨きから改善してみましょう!

The post 歯周ポケットってどこ? first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
お口に関する癖のあれこれ https://www.azabu-dental.com/habit/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=habit Mon, 27 Feb 2023 04:40:49 +0000 https://www.azabu-dental.com/?p=21865 人にはいつのまにかやってしまってしまう悪習癖があります。 今回はお口に関する良くない癖をご紹介します。 危険な癖の種類 爪を噛む 指しゃぶり 唇を噛む 舌で歯を押す 口呼吸 頬杖をつく 歯ぎしり・食いしばり TCH 爪を […]

The post お口に関する癖のあれこれ first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>
人にはいつのまにかやってしまってしまう悪習癖があります。
今回はお口に関する良くない癖をご紹介します。

危険な癖の種類

  1. 爪を噛む
  2. 指しゃぶり
  3. 唇を噛む
  4. 舌で歯を押す
  5. 口呼吸
  6. 頬杖をつく
  7. 歯ぎしり・食いしばり
  8. TCH

爪を噛む

子供の癖として代表的なのが爪噛みですが、幼いころの癖が抜けず、大人になってもやめられない方も多くいます。
爪の中にいる雑菌が口に入ることで風邪をひきやすくなるなどとても不衛生です。

歯への影響

  • 噛み合わせが変わる、歯並びが悪くなる
  • 歯が欠ける
  • 上顎前突(出っ歯)になる
  • 開咬(前歯が噛み合わない)になる

指しゃぶり

指しゃぶりは指を強い力で吸う子供によく見られる癖のひとつです。
指を口蓋(上の歯の裏側)に押し付け、強い力でチューチューと指を吸うことで口の中の圧力が高まり、ほっぺたで歯が押されるため、歯並びにが変わってしまうこともをあります。

歯への影響

  • 開咬(前歯が噛み合わない)になる
  • 上顎前突(出っ歯)になる
  • 歯並びが変わる(V字型)

唇を噛む

下唇を噛む癖では、唇を傷つけてしまうだけでなく、上の前歯で噛みしめることで歯並びが変わってしまうことも・・
また噛みしめている時には、鼻呼吸ではなく、口呼吸も一緒にやってる可能性もあります。

歯への影響

  • 上顎前突(出っ歯)になる
  • 歯並びが悪くなる
  • 口呼吸になり虫歯や歯周病になりやすくなる

舌で歯を押す

舌で前歯を押してしまうと、舌の力で歯がどんどん前に出てしまいます。すると前歯が閉じず噛み合わない状態(開咬)や出っ歯(上顎前突)の原因となります。歯列が変わってしまうと矯正歯科で治すほかなくなり、時間とお金がかかります。
舌はリックスした状態では、口蓋(上の歯の裏側)についているのが普通です。舌は筋肉なので、自分が思っているよりも強い力で歯並びまで変えてしまいます。

歯への影響

  • 開咬(前歯が閉じず噛み合わない)になる
  • 上顎前突(出っ歯)になる

口呼吸

「口呼吸は風邪をひきやすい」というのはよく聞いたことがあるかもしれませんが、口呼吸が癖になっていると、なんと、虫歯にもなりやすくなります。
口の中は乾いてしまうと、唾液の循環が減り、虫歯菌が残りやすい環境になります。また、口が乾くと歯周病や口臭の原因にも繋がります。

起こりうる症状

  • 虫歯になりやすくなる
  • 口臭がきつくなる
  • 風邪をひきやすくなる

頬杖をつく

何気なくやってしまう頬杖。一見歯への影響はないように感じますが、実はあるのです。
片方の顎へ頭の重さが乗っかると、顎に負担がかかることが顎関節症の原因となり、癖づいて長期間続けると少なからず歯並びへも影響がでます。上下の歯が接触すること(TCH)により、歯根膜へのダメージで痛みがでることも・・。

起こりうる症状

  • 顎が痛くなる(顎関節症)
  • 歯が痛くなる(歯根膜炎)

歯ぎしり・食いしばり

夜間の歯ぎしりや、日中集中してるときにやってしまうのが食いしばり。
歯ぎしり・食いしばりをすると、自分の体重の1.5~2倍以上の力が歯にかかっていることがわかっています。

歯に強い力が加わると・・

  • 痛くなる(歯根膜炎)
  • 歯が削れる、すり減る(知覚過敏)
  • 破折する(歯冠破折・歯根破折)
  • 顎が痛くなる、口が開きづらい(顎関節症)
  • 歯周病が進行する、歯が揺れる

歯ぎしり

TCH(上下歯列接触癖)

1日のうち歯が接触しているのはたったの20分といわれています。
通常リラックスした状態であれば上下の歯の間にはわずかなすき間が生じています。
しかし、TCHがある方は上下の歯を無意識に長時間にわたり接触させているのです!!

起こりうる症状

  • 歯の痛み
  • 歯が欠けたり割れたりする
  • 筋肉の緊張や疲労
  • 頭痛、肩こりなど頭部周辺の違和感

TCH(Tooth Contacting Habit)について

いかがでしたか?
実はやってしまっているかも・・という方は、改善策もたくさんあるので、諦めずに歯医者さんに相談をして治していきましょう!

The post お口に関する癖のあれこれ first appeared on 港区麻布十番の歯医者|麻布十番の歯医者さん・矯正歯科.

]]>